JAM日本機械工業労働組合

あたりまえの労働運動をやってます。

2006年02月

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 労金の商品である「リング」の学習会を執行委員でおこなった。組合員に労金の商品を勧めるにもまず知らなければだめである。今回は労金八王子支店からニッキ担当者をよんで、2月23日に昼休みを利用しておこなった。また、マイカーローンの金利も3月から1%安なることも報告があり、「他に比べても良くなった」ことが強調された。

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 2月22日、全労済の「こくみん共済」キャンペーンの一環として会社の食堂前でチラシを配布。「保険を見直して可処分所得の改善を」とよびかけた。

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 06春闘が久しぶりに注目されるなか、ニッキでも春闘要求を決める大会が2月16日に午後5時より工場内で開催された。132人の組合員が参加し、組合の方針を確定した。

 委員長より、「ニッキは企業再生が問われており、組合がその重要な役割を担わなければならない」と訴え、06春闘方針と退職金改定問題での論議を要請するあいさつが行われ、書記長より06春闘の情勢として、JR羽越線事故や耐震偽装問題、ライブドア粉飾決算事件、東横イン違法改造問題などは、利益優先の企業論理が背景にあり、小泉政権の掲げる構造改革がもたらした問題であると指摘し、それが、労働者の中に格差社会を強制していることを批判した。そして、06春闘はそんな社会に対しての労働者の反撃の場であると訴えた。

 具体的な要求については、7800円の賃上げ要求と2ヶ月の夏季一時金、企業内最低賃金協定などを2度の職場討議で論議して要求として確立。また「職場の生産・管理の問題」を討議し、会社の管理や経営姿勢に対する問題が数多く上げられ、会社に対して具体的な問題解決を訴えることにした。

 06春闘の要求を確立した後に、会社より提案されている「退職金制度改定」問題についての執行部の方針を提起。会社の安易な「退職金制度改定案」を拒否した上で、経営危機を回避しする「緊急避難措置」と「新しい賃金・退職金制度確立」を柱とする「対案」を提起し、スト権投票と伴に投票を行うことを決め、最後に委員長の団結ガンバローで、06春闘を断固闘う意思を固めた。

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 三多摩動労千葉を支援する会主催の動労千葉との学習・交流会が2月15日に開催された。動労千葉の佐藤新小岩支部長を招き、動労千葉の反合理化・運転保安闘争の教訓やエピソードを聞いた。
 話では、「反合・運転保安闘争は動労千葉の原点である」「72年の船橋事故闘争で組合の団結が強化された」と動労千葉の闘いの歴史を紹介し、05年の安全運転闘争が「分割・民営化」の矛盾をつくものであることが語られた。「3月ダイヤ改正にあわせて動労千葉はストライキで闘う」と06春闘を団結を強化して闘うことも宣言された。
 当組合でも動労千葉の物品販売や田中委員長の講演会などを通じて、動労千葉と交流を持っているが、さらに連帯と交流を深めることができた。

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