JAM日本機械工業労働組合

あたりまえの労働運動をやってます。

2007年03月

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 会社の経営責任を追求し、経営の姿勢をただす闘いを展開した07春闘が、3月20日の臨時大会で正式に終結した。大会には113人の組合員が参加し、執行部の闘いの経過と総括の提起を受けた。
 経緯では、3.6春闘集会で地域との連帯を勝ち取り、単組の闘いに突入したことや。会社への経営責任追求の闘い、そして賃上げゼロ撤回の闘いが報告された。昼休み集会や大衆的な討議を経て、組合員の団結の前進が勝ち取られ、低額ではあるが回答を引き出せたことを評価した。
 大会では賃上げ1000円と一時金1.12ヶ月の回答を承認し、闘争委員長より「本交渉では若い執行委員が奮闘した」「あたらしい執行部の形成を勝ち取ろう」と終結のあいさつをおこなった。
 その後、新たな議案が書記長より提案された。会社が提案している「家族手当の支給基準見直し」案に対して「組合案」を対置し、交渉を行う方針が提起され、翌週26日からの職場討議を経て、全員投票で組合案の是非を問うことになった。賃上げと一時金は終結したが、07春闘はまだ終わっていないともいえる。

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 3月13日の回答指定日以降、連日深夜まで交渉が行われ、15日に会社より最終回答が示された。拡大闘争委員会でその内容を検討し、受け入れることになった。
 過去最低の水準内容であるが、14日の昼休み集会や連日の朝ビラ、拡大闘争委員会での真剣な討議など、全力で組合員は闘った。20日に妥結大会を開催し、正式に07春闘を終えることになるが、労使の課題は山積しており、会社再建の闘いはまだまだ続く。

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 3月13日、回答指定日を向え、常任闘争委員会は朝ビラを配布し、交渉のスタートを宣言した。13日の団交では、会社に出している要望書の回答を要求。夜の10時まで交渉を行い、ようやく要望書への回答を出すことを確約させ、交渉を終えた。本日14日の午後から交渉を再開するが、常任闘争委員会で朝ビラを配布し、交渉経緯を報告した。

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 八王子労政会館に97人の人たちが集まり、「規制緩和とベア・ゼロ」に対決しよう!3.6春闘集会が開催された。同集会は日機がよびかけて実行委員をつくり、初めて開催された集会だ。
 日機の委員長が主催者を代表してあいさつを行い、「現場に見える労働運動が必要であり、07年は大きな歴史の転換点である」と訴え、07春闘を闘う意義を述べた。
 連帯のあいさつを連合三多摩ユニオンの委員長から受け、地域に根ざした運動が必要であり、中小労働運動の重要性が訴えられた。基調報告を日機の書記長が行い、安部ー御手洗路線と対決する労働運動が必要であり、格差社会の是正と平和を実現するのは労働運動であり、労働運動には社会を変える力があることが力説された。
 単組報告を八王子市職員組合、八王子教職員組合、JAM東京精密労組、JAM東邦製作所労組、合同労組八王子、都高教日野高校分会から職場の実態と攻撃が報告され、最後に日機から07春闘への決意表明があった。
 「自分たちの春闘が忙しい時期に、こんな場を与えてくれた日機に感謝する」と、まとめを八王子市職員組合の委員長が述べて、日機の若い委執行委員が団結がんばろうを行い、集会を終えた。

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 3月3日のひな祭りの日に、代々木公園で連合中央の春闘集会が開かれ、日機からも4人が参加。代々木公園に約2万人の労働者が集まり、「格差是正」と春闘勝利の声を上げた。集会後は渋谷コースと千駄ヶ谷コースに分かれてデモ行進を行った。

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