JAM日本機械工業労働組合

あたりまえの労働運動をやってます。

2005年06月

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 7月の安全衛生週間に先立って、安全衛生委員会主催の「危険予知訓練」講習会を6月29日の午前10時から工場内で開催し、全従業員が参加した。労使で安全の確立と安全意識の高揚をねらって企画したものだ。
 講師は八王子労働基準協会から招いて2時間の講習となった。講師は「安全は全員が参加して初めて意味がある。担当者や職制に任せていてはだめだ」「安全とは職場に働く一人一人のかけがえのない人を誰一人傷つけない事である」「人間尊重の理念をベースにした全員参加のゼロ災害運動だ」と訴え、「ヒューマンエラーは必ず起こり、その対策を立てることが重要だ」と言って実際に不注意で起きた災害を事例を出して紹介した。また、「JRの尼崎事故は日勤教育と言ういじめが引き起こした災害であり、そのために107人の命が奪われてしまった」と企業の問題として提起した。
 今後とも安全を重視し、かけがえのない命と健康を守らなければならない。

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 来る7月22日(金)午後5時に納涼祭2005が開催される。昨年は郡山事故により中止をしたが、今年はそれを復活させる。前期は事故や赤字などくらい話が多かったが、それを吹っ飛ばすような納涼祭にしたい。(写真は納涼祭2003)
 今年も係長の親睦団体である「すその会」が協賛し、納涼祭実行委員会と共に企画を練り上げた。生ビールやジュースは飲み放題、焼き鳥、焼きそば、ポップコーン、カキ氷、スーパーボールすくいなどが企画されている。従業員や組合員とその家族の交流の場として活用してもらいたい。ちなみに参加費は300円である。

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 戦後60年目を迎える今年、三多摩で反核平和の火リレーが行われた。同リレーは毎年行われており、各地の労働組合がリレーをしながら平和の火を受け渡していく運動だ。6月9日、ニッキからも5名が参加し、平和への願いを託しながら一生懸命に走った。あわせて、八王子市に対して反核の要請行動を行った。

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 6月10日に東京労働者福祉協議会主催のセミナーに書記長が参加した。ろうきん静岡のサービスセンター所長から「労金こそ多重債務問題に積極的に取り組むべきだ」と前置きして、実際の相談内容や解決方法について話があった。
 講演では、多重債務者はいろいろなきっかけから消費者金融に手を出し、借金地獄に落ち込むみ、借金の返済の事で頭がいっぱいになり、犯罪さえ犯してしまう。急な欠勤や名前を明らかにしない電話が会社にかかってくるなど、多重債務者が発する信号をすばやくキャッチする事が大切である。労働組合と労金、会社が一体になって問題を解決する方法を考えてやる事が必要である。多重債務はかならず解決できることをわからせてあげる事が大切であることなどが話された。あと、富士電機労組あきるの支部の相談事例も報告された。

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 7月26日の定期大会にむかって役員選挙が始まるが、執行部を10人体制にするために学習会が6月9日に工場内で開催された。
 学習会の講師にJAM組織局の原さんを招き、労働組合の意義について講演を受けた。原さんからある職場で労働組合の結成にむかって論議を進めているが、「自分がやる」と言う人がなななか出てこない苦労話しを披露し、組合の先頭にたつ誰かがいなければいけないと訴えた。また、労働組合はみんなのものであり、全員で意思を決定するものである。積極的に組合活動に参加してほしいとも訴えた。
 そして、経営側も労働組合に注目しておりヤマト運輸の元会長は、「労働組合には、経営をチェックする機能がある」「管理職は、あまり現場を見ていないし、また都合の良い報告はするけれど悪い報告は社長には一切しない」と労働組合評価している事実を述べた。その上で、「経営になめられないような組合でなければいけない」「執行部に欠員ができているようではだめだ。10人体制をみんなでつくりあげなければいけない」と檄を発し、参加者も真剣に講師の発言に耳を傾けていた。

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