JAM日本機械工業労働組合

あたりまえの労働運動をやってます。

2005年11月

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 一時金と60歳代前半の雇用の確保を掲げて闘った秋季年末闘争が終わった。126人が集まった11月18日の臨時大会で会社回答を受け入れを承認したのだ。
 臨時大会では書記長が「今秋闘は集中した交渉をおこない、組合の団結力を示した」と回答指定日に向かっての2回の事前交渉や、昼休みの回答促進決起集会での団結した行動を振り返り闘争を総括した。
 「交渉の中断という事態を乗り越え、積極的な交渉を行なった」「会社の経営状況が悪い中、会社の低額回答策動を打ち破り、昨年水準を確保した一時金を引き出し、60歳代前半の雇用についても来年3月をめどに協議する回答を得た」と会社回答受け入れの提案を行い、全員の拍手で承認された。
 常任闘争委員長が最後に「ポンプ業界は熾烈な価格競争に走っている。来年の春闘も厳しいことが予想されるが、全員の団結で闘っていこう」とあいさつをし、闘争委員会の解散を宣言した。そして、団結がんばろうで大会を終えた。

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 11月10日に回答を指定日を向かえた秋季年末闘争は、昨年水準をめぐる攻防となり、労使で意見を闘わせることになった。10日は事務折衝などを経るが、労使の溝が埋まらずに回答を受け取らないまま交渉を中断した。
 常任闘争委員会は、翌11日を山場とした交渉を設定し朝ビラを配布した。午前中の交渉再開の団交を開き、交渉の進展を労使で確認した。昼には回答促進集会を開催し、会社に昨年水準の回答を出すように声をあげた。
 午後からも精力的な交渉を積み重ね、午後6時に回答を得る。昨年水準を0.001ヶ月上回る回答が出された。郡山事故の影響が続くの中、昨年より経営状態はよいが、一昨年に比べると悪いという企業状況と、ポンプ業界の縮小傾向を考え、この回答を受け入れることを常任闘争委員会と拡大闘争委員会で確認し、18日に妥結大会を開催することを決定した。
 会社は親会社からの増資を受けて、今後3年計画を策定し、ニッキ再生の方策を作り上げるという。組合は職場と生活を守る闘いをさらに強固に押ししすめ、ニッキの再生を労働組合として取り組んでいくことになるだろう。

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 今日10日は秋闘の回答指定だ。常任闘争委員会で朝ビラを配布し、昨日の第2回事前交渉の報告と団交に向かっての決意を示すため、朝7時30分からビラを全従業員に配布して、全従業員にアピールした。昼休みの拡大闘争委員会を経て午後からはいよいよ団交となる。満額獲得に向かってがんばろう。

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 今年で3回目になる八王子平和イベントが11月3日に開催された。同実行委員会は青年が中心となり八王子の市民団体や労働組合、民主団体が集まる組織だ。第1回目はイラク戦争が勃発したのを受けて「戦争と人間」というテーマで開催。第2回目は「日の丸・君が代と私たちの自由」というテーマ。今年は「日中韓3カ国の青年で語り合う」という戦後60周年特別企画として行われた。
 集会には青年を中心として200人が集まり、本多勝一さんの講演と韓国の元労働日報記者、中国の留学生がそれぞれ「東アジアの平和」についてアピールを行った。講演の間には朝鮮や中国の音楽が演奏され、国際色豊かなイベントとなった。ニッキからは書記長が代表して参加した。

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 闘う労働運動のネットワークを目指す全国労働者総決起集会が、11月6日に日比谷野外音楽堂で開催された。北海道から沖縄まで全国の労働組合や市民団体が「小泉政権にNO」をたたきつける為に集まり、昨年を越える4600人が一堂に会した。ニッキからも多数が参加し、ともに闘いを共有した。
 今年は国際連帯が進み韓国の民主労総傘下の公務員労組や病院労組、アメリカのILWU(国際港湾倉庫組合)やAMFA(ノースウエスト航空整備士労組)などが参加。韓国の律動などもイベントとして行われ、集会を盛り上げた。集会後は、東京駅までデモ行進を行い「戦争と民営化」反対を訴えた。

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