JAM日本機械工業労働組合

あたりまえの労働運動をやってます。

2011年11月

恒例の団結!ボウリング大会が10月29日に、高尾スターレーンで開催された。今年は値段を大人千円に引き下げ、参加者は家族を含め46人となった。
抽選会ではPSPなどの豪華商品がゲットされ、全員に商品が配布された。秋闘に向かっての組合員の団結がつくられたボウリング大会となった。
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秋闘要求を決定する臨時大会を10月25日に開催し、年末一時金2ヶと8項目の継続協議事項再開を93人の組合員で確認した。
議案を書記長が提案。情勢では、福島原発事故で放射能汚染が関東一円に広がり、子どもたちの健康と命が危ぶまれることを警告した。そして、政府の無責任な原発対応に対して、9月19日に反原発を訴える6万人の人たちが明治公園に集まり、福島から参加した人びとの「ふるさとを返せ」の声が、政府・東電への激しい抗議の意志としてたたきつけていたことや、全国の労働組合が反原発の闘いに立ち上がってきていることの重要性が強調され、次の反原発集会は、11月6日の全国労働者集会であることが訴えられた。
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世界的な状況では、ギリシャの財政危機があり、これを契機にした、世界恐慌の2番底の危機が心配されることを説明。しかし、問題は、経済破綻が労働者への犠牲の転嫁となっていることであり、各国の公務員のリストラや社会保障の切り捨て、増税の道を批判した。そして、日本でも、野田政権が復興の名の下で増税に走っていることを指摘した。
会社の状況では、当初予算の売上が上方修正となり、今年度も利益は確実だろうと指摘。しかし、今春闘で会社は利益を隠し続け、一時金を抑えてきたことを振り返れば、今回も同じことを繰り返してくるだろうと会社の意図を批判し、「利益を生み出しているのは、我々労働者であり、極端に低い賃上げと一時金、そして、人員削減によって会社は利益を手にしてきただけだ」と、この間の奪われてきた労働条件回復を訴え、会社の組合破壊の動きを弾劾した。
最後に、職場討議での議論を踏まえた要求案を提起し、職場討議で特徴的であった「人員不足」問題も、会社に指摘することを説明して、議案の提起を終えた。
 議案は全員の拍手で確認され、11月14日の回答指定日に向かって、団結ガンバロウで決意を固めた。
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