2012年07月20日 鈴コン闘争支援連帯共闘会議 日機の学習会に鈴コンの書記長が講師に来た縁で、7月15日の鈴木コンクリート工業分会闘争支援連帯共闘会議の結成集会に参加。総勢260人が集まり、非正規職を撤廃する運動として鈴コンの解雇撤回闘争を、世田谷地区労の顧問や全日建関西生コン支部など呼びかけ人が支援を訴えた。 タグ :#その他雇用
2012年07月19日 組合学習会で非正規労働の実態を学ぶ 6月19日に行われた学習会は台風が来ている中、93人の組合員が参加して行われた。 西部ユニオン・鈴木コンクリート工業分会(鈴コン)の吉本書記長から、会社からの賃下げや労働条件の改悪、雇い止め解雇の攻撃に対して、職場の労働者と共に組合を結成して闘いに立ち上がるまでの過程や組合に対して会社が行ってきたことが話された。 鈴コンでは組合結成を会社に事前に察知されないよう、仕事が終わった後、飲み屋で酒も飲まずに会議を行った苦労話があり、組合がすでにある日機としては不思議に思われたが、その後の組合破壊の会社対応を考えれば納得できた。 組合結成をさせないために、子会社をつくり、そこから鈴コンに出向させる悪辣なやり方。反抗する労働者をいつでも簡単に首が切れるようにした3ヶ月雇用など、労働組合結成を妨害する制度の上で、労働者の権利をはく奪していくありさまは、利益追求の資本主義の原点そのものであった。 それでも、鈴コンの労働者は労働組合を作り、反撃を開始しているのである。首を切られて辞めてしまうのは容易いが、職場の労働者のために、すべての労働者のために鈴コンの組合は闘っているのである。そこには、労働者の誇りと意地があり、深い団結がある。吉本さんはそう訴えた。 吉本さんが最後に訴えた「一人ひとりの労働者が、自分の闘いとして労働組合結集すれば資本に勝てる」という言葉は、とても実感が伴っており、組合の重要性を実感できる講演であった。 タグ :#その他雇用