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 定年退職まぢかの組合員5名に対して、5月24日に中央労働金庫の多摩お客様サービスセンター・副所長の佐藤さんを招いて年金の説明会を開催。冒頭、副委員長よりあいさつがあり、さっそく年金の説明に入った。
 今年定年退職する人は、年金の加入期間が20年以上必要であり、転職をしている人は以前の会社での加入期間も合算されるので、よく調べなければならないので職歴をちゃんと把握する事。年金の支給開始年齢が法の改悪によって63歳に引き上げられているが、報酬比例分は支給される。60歳から基礎年金部分を支給してをもらうためには、繰り上げ支給を申請すればよいが、支給総額は70%に減額されるなどの説明があり、配偶者の加入状況は結婚やパートなどの職歴の変更が多く、厚生年金の3号被保険者に未加入状況になている場合があるので、是正申告をしなければ損をすることも話された。
 最後に、年金は個別具体的なものなので、年金相談を労金の担当者に依頼してしてもらいたい。労金に任せてくれれば責任をもって調査し、損のないようにアドバイスをおこなう。必要であれば自宅にも伺い、配偶者の方の面倒も見ると丁寧に説明した。
 説明会で年金の支給開始年齢や支給額が減額され、保険料が毎年上がる仕組みが改めて説明され、政府の社会保障制度の改悪振りを実感した。