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 7月の安全衛生週間に先立って、安全衛生委員会主催の「危険予知訓練」講習会を6月29日の午前10時から工場内で開催し、全従業員が参加した。労使で安全の確立と安全意識の高揚をねらって企画したものだ。
 講師は八王子労働基準協会から招いて2時間の講習となった。講師は「安全は全員が参加して初めて意味がある。担当者や職制に任せていてはだめだ」「安全とは職場に働く一人一人のかけがえのない人を誰一人傷つけない事である」「人間尊重の理念をベースにした全員参加のゼロ災害運動だ」と訴え、「ヒューマンエラーは必ず起こり、その対策を立てることが重要だ」と言って実際に不注意で起きた災害を事例を出して紹介した。また、「JRの尼崎事故は日勤教育と言ういじめが引き起こした災害であり、そのために107人の命が奪われてしまった」と企業の問題として提起した。
 今後とも安全を重視し、かけがえのない命と健康を守らなければならない。