消防業界を取り巻く状況は相変わらず厳しく、組合としてのスタンスが問われているなか、国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉)の田中委員長を招いて、合理化と闘う労働組合の教訓と改憲情勢について語ってもらった。
委員長のJAM全国大会の報告の後に、動労千葉の田中委員長より講演を受けた。講演では、動労千葉が国鉄分割化に抗して闘い、多くの首切り攻撃にさらられたが、仲間を信頼して団結を強化していった経緯や「安全問題」が反合理化闘争の柱であることが話され、現在も安全保安闘争を闘い抜きながら、改憲と労組破壊に全労働者の団結で反撃することを訴えた。
動労千葉の詳しい闘いはこちら→ http://www.doro-chiba.org/
書記長からは、ニッキの企業再建に向かって会社が打ち出しているいろんな方策を具体的に批判・検証し、何を変革しなければならないかを力説した。また、「生産の主体であるわれわれがニッキを再生させる源であり、団結の強化が必要だ」と訴えた。
講演のあとは、3つの分散会に別れ、講演に対する感想や企業状況について論議した。
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