2月19日に春闘要求を決定する臨時大会が、82人の組合員の参加で開催され、山口執行委員長は「経営状況は厳しい予想だが、譲れないものはある」「6年ぶりに3・11福島での反原発集会に参加してくる。福島の復興の現実を見てくる」とあいさつした。
議案の提起を書記長が行い「賃金構造維持することで会社は赤字が増えることはないのだ。賃金原資は不変であるため構造を維持するために会社としてダメージは受けない。したがって、賃上げが出来ないというのは会社の利益を作る方便でしかない。人件費を削減して利益を出すことしかできない経営は失格である」と会社の経営姿勢を批判し、春闘情勢を説明した。
職場討議の内容を発表し、春闘要求を提案して承認を求め、賃上げ1万1120円(全額一律配分)、一時金2・5か月(全額給与比例)、最低賃金時給1200円を全体の拍手で確認し、3月13日の回答指定日にむかって闘争体制が確立した。

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